スタッフブログ

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2016.05.16更新

木曜日は新大阪に歯周外科の見学に、日曜日はNiTiファイルの勉強会に行ってきました。

今回の歯周外科はFGG(遊離歯肉弁移植術)です。

普通の歯周外科(MWFやAPF)が出来るようになればその次のラーニングステージにあたる手技で、

特殊というわけではありませんし、当院でも頻繁におこなうものです。

それでもこういうごく当たり前の処置から学ぶことの方がどちらかというと大切なことが多いと思います。

切開、剥離、縫合、掻把といった基本的な手技の小さな差の積み重ねが

結果として仕上がりに非常に影響するからで、成功して終わりというわけにはいきません。

基本を外れなければ誰がやっても成功するものほど、

そこに見られる違いや差には膨大な努力や知識や経験が注ぎ込まれていると思っています。

 

日曜日は同じ新大阪でも駅をはさんで反対の東口にあるビルでNiTiファイルのハンズオンセミナー。

従来のNiTiファイルはファイルの種類が多く手間が煩雑でした。

それを一本のファイルで根管形成をおこなおうというシステムです。

ハンズオンセミナーなので実際に抜去歯も使って実習をおこないます。

なるほど、簡便でスピーディというだけあって、何本か抜去歯を使って練習するだけで、

確実に根管形成が出来ます。

まあこのあたりはNiTiファイルが初めてというわけでもないし、

他のシステムのものをすでに使っているので敷居が高いわけではありません。

いままでのシステムより手順が大幅に減った分、診療時間や患者さんの疲労も大幅に圧縮できます。

やり方だけであれば業者が来て教えてくれるだけでもできなくはないのですが、

こういう講習の利点はその道の先駆者が細かいコツやいろいろ症例を交えて教えてくれることです。

NiTiファイルの講習だけでなく難症例への対処なども講習があり、

講習後に色々と質問をしてぶっちゃけていえばNiTiファイルの使い方以上に興味深い知見を得ることが出来ました。

講習終了後も長い時間症例供覧を交えてご教授いただきました佐藤先生、まことに有難うございました。

投稿者: 岸本歯科医院

2016.05.08更新

一昨日、歯を磨いていて気が付いたのですが、右下の親知らず相当部の歯肉にブラシが当たると痛みがあります。

5、6年ぶりに親知らずが腫れてきたようです。

今までにも5、6回炎症を起こしているので、本来なら抜歯を検討すべき親知らずなんです。

もし患者さんが同じ状況であれば迷わず抜歯をお奨めするところですね。

 

しかし、学生時代に実習で撮ったX線画像をみた、口腔外科入局後に指導もしていただいた先輩に、

「これはリスク高いから、やるなら全麻かな」と言われたほどの難症例。

先日違う件で撮った自分の画像をみて僕も同意見でした。

相当深い位置にあり、下顎の骨の中を通っている神経と接していて、

術後の知覚鈍麻が出現するリスクが高いです。

炎症が出ていなければ経過観察を勧める歯なんですが・・・。

 

まさか自分で抜くわけにはいかないし、市民病院か大学の口腔外科に行くしかありません。

そうなると平日しか診療をしていないので診療を休まざるを得ない・・・。

万一、全麻でとなると入院が必要になり、

セデーション(鎮静)でやるとしてもその日は診療できないでしょう。

色々考えているうちに、どうやら今回は消炎して事なきを得ました。

 

ただ親知らずの炎症で入院した患者さんを何人も受け持ち、

その怖さも充分に目にしているので、いつかは抜かないといけないですね。

知覚鈍麻も怖いし仕事休みたくないし入院なんか絶対したくない・・・。

「お前、どの面下げて今まで抜歯を勧めてきたんだよ」と言われそうですが、

いざ自分が同じ立場になると尻込みしてしまいます。

投稿者: 岸本歯科医院

2016.04.23更新

医学というのは科学の一部なので、教科書や論文というものが重要です。

しかし、医学の進歩とともに教科書は時代とともに変遷していきますので、

やはり論文や歯科雑誌に目を通しておくことが必要になります。

当院には小児歯科学会誌や保存学会誌、歯周病学会誌、口腔外科学会誌など様々な分野の学会誌が来ますので、

読んだドクターがこれは重要だと判断した論文は情報を共有します。

 

ただ、折に触れ感じるのは文字で読むだけ、動画で見るだけじゃだめだということ。

子供が生まれてからは特にそのことを痛感させられます。

実は息子が1歳を迎えた先月頃から指しゃぶりをずっとしています。

もちろんまだやめさせる必要もなく、歯並びに影響するというものではないのですが、

ある程度大きくなった幼児の指しゃぶりが歯並びに影響するのは教科書的には常識です。

あまり遅くまでやっていると開咬になり矯正治療が必要になります。

なので、いつになったらやめてくれるのかな、どんどん少なくなってくれるのかな、とちょっと心配になります。

三歳くらいお子さんのお母さんから「指しゃぶりはやめさせたほうが良いですよね」とよく聞かれますし、

当然のように「歯並びに影響するのでやめさせてくださいね」と答えます。

 

しかし、どのようにやめさせるのかということが本当は問題なんですよね。

「やめさせて」というのは簡単ですがその子に合わせたやめさせ方を考えるのは大変です。

恥ずかしい話ですが、自分が子供を育ててみないと子供ってどういうものなのかが分からなかったんですね。

「注意すればやめさせられる」「言って聞かせればやめさせられる」と安易に考えていたわけです。

NHKスペシャル「ママたちが非常事態」という番組でも、

子供の行動というのは脳の発達に大きく影響されるとのことでした。

「歯並びに影響するのでやめさせてください」と指導して終わりにするだけでなく

子供の脳の発達や性格に合わせてお子さんやご両親と一緒に考えていく必要があると改めて思います。

もちろん、こういったことは指しゃぶりだけではありません。

歯科医学だけでなく子供の発育やお年寄りのリハビリなどまだまだ学ぶことが多いです。

 

本物に触れる、実体験する、生で見学するというのは自分に足りないものを理解する絶好の機会になりますね。

我が子を育てているつもりが我が子に色々教わっている未熟な父親です。

投稿者: 岸本歯科医院

2016.04.15更新

今日は月に一度の一般診療の平日休診でしたので、

いつもお世話になっている貴和会新大阪診療所へ歯周外科の見学にお邪魔しました。

貴和会には日本でもトップレベルの歯周外科のドクターが診療をされておられるため、

以前から都合がつく限り見学させていただいています。

もちろん、今更手順をみるわけではなく、

自分ならこう切ってこうするだろうなと脳内シミュレーションをしておき

実際にはどのように行われたかその差異を確認することにしています。

そしてなぜそのようにしたのかを後で質問すれば新しい知見が得られるわけです。

シミュレーション通りなら嬉しいのですが、まだ差異がちょっとずつありますね・・・。

 

それとテクニックでも学べることが非常に多いです。

なにか特別な機材や真似のできない高難度の術式を選択しているわけではないんです。

ここの先生方の凄いところは基本的な手技を極めて高いレベルでおこなうところです。

いつ観に行っても切開、剥離、縫合がとてもきれいでそのせいか出血も少ない。

ですからどんなに簡単な手術でも学べることが多々あります。

難しい治療や手術でも当たり前のようにやってのけるのは、

基本を極めた先にある技術に裏打ちされた自信から来ているのかもしれません。

高いレベルに接することでもっと研鑽を積まないとと思いますし、慢心の戒めにもなります。

世阿弥の言葉の中で「稽古は強かれ、情識はなかれ」というのがあります。

明日は今日より少しでも知識や技術が上でありたいと思いますね。

投稿者: 岸本歯科医院

2016.04.08更新

あまり人の異動が多くない当院ですが、4月から2年ぶりに新しい衛生士が来てくれました。

何日か仕事の様子をうかがっていましたが、

歯周病専門医の真実先生いわく患者さんへの話やスケーラーの研ぎ方も上手」とのことで、

しっかり勉強してきたんだなあという印象です。

歯周外科やインプラントのアシスタントなどはこれから覚えてもらいますが、

早く当院に慣れてバリバリ活躍してほしいです。

投稿者: 岸本歯科医院

2016.03.27更新

今日は府の歯科医師会館で診療報酬の改定の説明会に出席してきました。

今回の改定で大きなトピックになったのがやはり訪問診療や介護の分野でした。

昨年の日本口腔外科学会総会(名古屋)でも感じたことですが、

歯科全体がそちらの方向に力を注ぎ始めてきたという印象です。

ちなみに私も勉強させていただきましたが口腔外科学会では嚥下内視鏡と食事支援が

ランチョンセミナーの一つとして多くの参加者を集めていました。

私が口腔外科学会に入会したてのころには考えられないことです。

 

10年前、歯科の商業誌はインプラントばかりで辟易していましたが、

一昨年に参加したアメリカの歯周病学会(サンフランシスコ)では

「インプラントの失敗(インプラント周囲炎など)をどうリカバーするか」というのがホットな話題でした。

その時々や地域で求められているものが変遷し、それに学会が敏感に反応しているということです。

去年の学会や今回の診療報酬改定に見て取れるのは

「超高齢化社会を迎えての歯科医師が求められている役割」がこれからどんどん大きくなるという点ですね。

 

当院では現状、多くの時間を訪問診療に割くことが出来ないため、

過去に当院にお越しになられていた患者さまかその御家族さま、御紹介者さまを中心に往診の相談に乗らせていただいています。

当院をかかりつけ歯科医院として選んでいただいた患者さまの健康維持を

最後までお手伝いさせていただきたいという院長の考えによるものです。

現在または過去に当院に通院されておられる方で往診をご希望の方は遠慮なくご相談ください。

投稿者: 岸本歯科医院

2016.03.17更新

はじめまして

当院はここ山之上に開業して40年を迎える歯科医院です。

当院は色んな専門分野に精通したドクターがいるので、

患者さまの色んな問題やお悩みにそれぞれの専門分野から多角的に診断する包括的治療が特徴の歯科医院です。

特に子供の虫歯予防や歯並び、大人の歯周病治療を得意としています。

今年学会の第一線を退き日本小児歯科認定医を更新しなかったとはいえ、

40年もの間、この地域の子供の口腔衛生を診つづけてきたベテラン小児歯科女医と、

若くして日本歯周病学会専門医の資格を得て

「歯をなるべく抜かないで、使える状態で残す」ことをテーマに診療してきた気鋭の歯周病女医、

口腔外科で一般診療で遭遇しうる病変を主に研鑽を積んできた口腔外科医が在籍し、

入れ歯や差し歯が得意な院長を筆頭に「地域の皆様のホームドクター」をモットーに日々診療に励んでいます。

また月に2回、矯正歯科指導医の資格を持つ矯正歯科の先生による歯並び相談、矯正治療を行っています。

 

当院にお越しいただいた患者さまが笑顔でお帰り頂けるよう最善を尽くしますので、

ご不安な点やご不明な点があれば、いつでもドクターやスタッフにおたずねください。

投稿者: 岸本歯科医院

2015.12.07更新

スタッフブログを更新します。

投稿者: 岸本歯科医院

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